vs Lands

2018年6月19日 Magic: The Gathering
おひさしぶりです 先週の金曜に初めてデスタクをがっつり回せまして、このデッキは相手のデッキへの理解が何よりも肝要だなぁと感じた為、ボコボコにされたアーキに関してはかならず記事を書いて分析していきたいです。

主に把握しておきたい要素としては、前提としての各デッキの基本的な動きやサイドインアウトのほかにデスタクが頭に入れておきたい要素として、

・《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》や《ちらつき鬼火/Flickerwisp》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》の指定は何が一番刺さるか?
・《護衛募集員/Recruiter of the Guard》や《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》のサーチは何が一番刺さるか?

が挙げられますのでそちらはマストで入れていきたいと思います。他にも必要なものがあれば適宜という感じに。


今回はLandsです。

《The Tabernacle at Pendrell Vale》などに代表される凶悪な土地カード群を、《壌土からの生命/Life from the Loam》通称ロームによってぐるぐると使いまわしゲームを掌握するデッキになります。

様々な土地からの多角的な攻めを得意としており、フェアデッキに対して殺人的に強い(らしい)です。しかしこのLandsに対してデスタクは5分かそれ以上に立ち回ることも不可能な話ではありません。理由は後述。

Landsの主な勝ち筋としては

①《マリット・レイジ/Marit Lage》
飛行・破壊不能を持つ20/20のクリーチャーによる爆殺ルート。
《暗黒の深部/Dark Depths》からカウンターをすべて取り除くことで出てくるトークンですが、これを《演劇の舞台/Thespian’s Stage》でコピーすることによって即出し、しかもそのセットをロームで使いまわすことで、20点破壊不能クロックをほぼ無尽蔵に繰り出すことができます。

②《罰する火/Punishing Fire》エンジン
《罰する火/Punishing Fire》自体は単なる2マナ2点火力スペルなのですが、このスペルは相手がライフを回復した際赤マナを1点支払うことで墓地から手札に戻すことができます。これを《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》の起動コストである対戦相手の1点の回復と組み合わせ、2枚のセットで墓地から無限に2点火力を再利用できる、という仕組みです。
このエンジンこそがLandsがフェアデッキに極端に強い大きな理由となっています。

③《不毛の大地/Wasteland》などによる土地嵌め
これはデスタクのお家芸でもあるので説明の必要はないかもしれませんが、上記の①、②の勝ち筋を速度の面でサポートできるものにもなっています。
一つ重要な点は、Landsにおいては追加の土地嵌めカードである《幽霊街/Ghost Quarter》やロームによるこれらの使いまわしが可能である点、その為土地縛りの持久力は他のデッキの追随を許さないものとなっており、土地の捌き合いに入るとリソースが実質無限にあるLands側が圧倒的有利になってしまいます。


これらを踏まえて、デスタク側が見出せる勝ち筋は

A.相手のロームからのサイクルが回りだす前にクロックを展開し殴り勝つ
どのデッキと相対した時でも解答に成り得る筋ですので言うまでもないかもしれませんが、初手《霊気の薬瓶/Aether Vial》などからのクロック展開で相手の土地を縛りつつ殴り切ることも可能です。しかし相手の土地が多くマナは伸びやすい上に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》+《罰する火/Punishing Fire》の比較的揃えやすい2枚が揃ってしまうと途端に盤面を捌かれてしまい、それらが無い内でも《踏査/Exploration》による土地の連打や《イス卿の迷路/Maze of Ith》、《Glacial Chasm》による時間稼ぎも得意なデッキのため、早めに後述するプランBへの切り替えが必要になってくると思われます。

B.《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》+αによる縛り
対Landsにおいて、早期決着が望めない場合のマストな解答は《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》です。このカードの常在型能力で「コスト2」を指定することで、相手のメインエンジンである《壌土からの生命/Life from the Loam》+盤面の掃討手段である《罰する火/Punishing Fire》が一気に唱えられなくなり、前述のLands勝ち筋①と③は弱体化、②に至っては機能停止まで追い込むことができます。
あとは相手の①の勝ち筋である《マリット・レイジ/Marit Lage》を除去や《カラカス/Karakas》によるバウンスで処理できればほぼ安全に殴り切ることができます。(《壌土からの生命/Life from the Loam》が唱えられないことで墓地から土地の回収ができず、《演劇の舞台/Thespian’s Stage》を起動できる回数が限られる為)

一つ注意しておきたいのは相手のデッキに《溶鉄の渦/Molten Vortex》や《蛮族のリング/Barbarian Ring》等の追加の除去が搭載されている場合があることで、
《溶鉄の渦/Molten Vortex》は起動型のエンチャントの為、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》の指定によって起動型能力を封殺するか、エンチャントにも触れる《議会の採決/Council’s Judgment》などの除去を用いる
《蛮族のリング/Barbarian Ring》は土地であり、生け贄に捧げることで2点火力に変換できるカードの為、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》での封殺、《不毛の大地/Wasteland》での破壊、《ルーンの母/Mother of Runes》によるプロテクションを用いる
といった対策が必要となりますが、基本的にこれらのカードはメインでは1枚刺しであることが多い上にロームによる使い回しは封じており、単発的な対策で十分機能します。加えてこちらは《護衛募集員/Recruiter of the Guard》によってクロックを展開しつつ適切な解答をサーチできる為、《聖域の僧院長/Sanctum Prelate》によってゲームを大きく有利に運ぶことができます。


(つかれたので続きは今度かきます 注意点、サイドプラン、サイド後など)



皆さん初めまして。Twitterでお知り合いの方はこんにちは、わたしです。

4月にMTGを始めてからというものの、ルールや技術関連のあれやこれやで日々学ぶことが多いのでメモ代わりに開設してみました。

GPレガシーに向けて、組むデッキもあらかた決まり練習にいざ臨もうという中で、一日一日の反省を活かして成長率を上げていきたい、というのが主な狙いです。得るものを明確にする為にもレガシーを回した日はしっかり文章に残していきたい。

個人的な日記でもよかったのですが、気休め程度でも人の目があった方が続きやすいかと思ったのでDiarynoteさんにて。

あまりカジュアルな文章を書くのが得意では無いので起伏もクソも無い文になりがちですが、コメント等いただければモチベーションにも繋がりますのでぜひお待ちしております。

MTG歴2ヵ月のぺーぺーが群雄割拠のGPレガシーでどこまで頑張れるか、ひとまず勝ち越しを目標に自分のペースで頑張っていきたいです。


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